縫ってます。

色々いろいろ考える事、やらなきゃいけない事、

急に積もり積もってしまいましたが、

ただひたすら、

パイピング用のパイピングを縫い続けてました。

バイアスに細く生地をカットして、ひもを挟んで縫っていくんですが、

黙々と縫い続けていると、

お通しが、自慢のママになった気分です。

お通しは、ママ自慢の手作りで、既製品には頼らないのよって、感じ。

伝わるか伝わらないか分からないけど、

こだわっていきたい部分です。

恐ろしい程に佳境に入っていない、展示会準備に、

焦りを感じております。

よろしくお願い致します。

 

blog | 2017.3.21
 
 

まず、

まだ肌寒いですが、もうすぐ春なんですね。

展示会も、もう後一ヶ月と言うおそろしさ。

でも、頑張ります。

今回は、選曲をいつもお世話になっている三軒茶屋の名店

” TROPE ” 店主の竹内さんにお願い致しました。

いつもの美味しいのは、いつも通りのMIHOKO.O嬢です。

と、言うことで、今回はガールズパワーで邁進致しま〜す。

女子校育ちの精神をフル回転。

今回の展示会テーマもおんなのひとの二面性みたいなのがあるので、

良い感じのチームかと。

そして、展示会準備を始める時に何となくいつも同じ資料を見て、

それに気合いを入れてもらうのですが、

そのひとつがこれ。

 

 映画はだいぶ前に観たんですが、

ことあるごとに、このパンフレットを眺めると力が湧きます。

最近読み直して、この文章にグッときました。

マーガレット・キルガンの文章

「アーティストは自分のために作品を作る、

でもその作品を見て力づけられる人がいるということが

私に勇気をくれる。」

やはり、女の子の力強さ。

私は、アーティストではないので、お客様のことも考えながら、

自分の提案していきたい帽子を製作していますが、

嬉しそうに被って下さる姿を見るのは、やはり製作の糧になるものです。

よろしくお願い致します。

 

 

blog | 2017.3.13
 
 

このセンスすき。

まだまだ寒いですね。

冬は嫌いじゃないですが、

2月は、色々ドタバタして気持ちが落ち着かないんですが、

それに加えて、昨年から展示会を一ヶ月早くしてみている為、

その準備もしなくてはいけない、のに、全く思考停止、

その上、色々気になることが・・

あー、思いきれる決断力が欲しい。

そんな気分をちょっとだけ元気にしてくれるもの。

 

ひとつは、ママさんのお店にて発見したこの本!

都築響一さんの本。

ほんとに取り扱う視点のセンスの良さ、

そのものへの絶妙な距離感と文章。

もう、読んでると面白過ぎて、ニヤニヤしちゃうので、

ひとりでひっそり読みたい。

ママさんがお会計で名残惜しそうにされていた。

ママさんと、バブル談義して、バブル建築を移築して、

(東京たてもの園みたいな)テーマパークあったら、

楽しいよね〜とお話しました。

絶対面白いのにな。

もう当分、あんな建物たてられる時代来ないと思うし、勿体ない。

 

そしてもひとつ、ハワイアンフェアーにて、

おまけに頂いたゲーム。

このアナログ感。

でも、デザイン力が格好良い。

洗練されてます。

バブルとの対比を楽しみます。

ふたつのセンスに負けないような展示会にしたいです。

blog | 2017.2.10
 
 

ライブ

リキッドルームで観るライブが好きです。

と、先日再確認。

でも、毎回ライブには遅刻してしまうので、

15分ほど何を演奏していたのか、

気になりつつライブが進行していく。

(遅れる自分が悪いんですが・・)

アンコール直前に、真ん前に人が立ってしまい

その人の背中観てライブ終わるのもな〜と、思って

久しぶりに思いきってフロワーに降りてみた。

そしたら、ライブの見え方全然違ってました。

ライブって、下から演者を見上げる方が、

より演奏が格好良く観える。

良い発見出来ました。

昔は、一生懸命前の方目指して移動しつつ、ライブ観てたのに、

その気持ち思い出しました。

(まあ、もうそんな元気はないんですが)

15分の間に演奏しちゃったのかな〜と思ってた曲が、

アンコールで聴けて、

下から見上げながら聴けて、

グッと来て、

良かった。

デボネア・ドライブ

良い曲だわ〜。

下からぼーんやり観えるステージの感じと歌詞のイメージが重なって、

勝手にロス郊外辺りの砂漠地帯をドライブしてるイメージなんで、

その蜃気楼みたいに観えるのが良かった。

ライブの後は、何となく歩きたくなるので、

恵比寿からボンヤリ歩いてるうちに、このままお家まで歩けるのでは?

なんて錯覚に陥り、

あやうく歩きそうになりましたが、

凍えてしまいそうだったので、早々に電車に乗りました。

 

blog | 2017.2.10
 
 

2016-17 A/W ” Phantom of the Jungle ”

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今更ですが…

今シーズンのLook Book Photo です。

Special Thanks !!! : O.MIHOKO san

blog | 2017.2.5
 
 

亡霊たち。

 

 

 

人々は、年老いていったり、進行していくやまいと共に暮らしたり、

環境の変化を受け入れようとしたり、

色々大変。

日々の生活の中で、芸術って何だろう。

なんて、考えることはないけど、

久しぶりにとても素敵な展示を観ました。

辛いものもパクチーも得意ではないので、

タイ料理もほとんど食べませんが、

何だか気になって観に行った

アピチャポン・ウィーラセタクン ” 亡霊たち ”

日曜日で終了してしまった展示ですが、

とてもこころにぶちあたったので、ご紹介。

映画を撮ったり、写真やインスタレーションなどのアート作品

などを製作しているタイ人のアーティスト。

私は、恥ずかしながら良く知らなかったのですが、

何かで見かけたこの展示の紹介ページに出ていた一枚の写真の色、

に、はっとして、何とか観に行くことが出来ました。

でも、無理してでも時間作って良かったな、

って、久しぶりに思える展示でした。

写真作品が中心かと思ったら、(場所も東京都写真美術館だったし、)

でも、映像が結構多くて、

映像の色、音、ゆらぎ、

どれも、こころのリズムに合うと言うか、

ずっと観ていたいもので、

会場全体、

暗い空間にポツポツと配置された映像、

その場所全体が、全て彼の作品って感じで、

作品群の中にはまって観ているよう。

赤い光の中に浮かび上がる犬の影のような映像、

黒く浮かび上がって、うごく、

そして、いつの間にかぼんやりと消えていく

色々と反映されて、ふわーとなみだがでそうなしゅんかんをかんじます。

こんなにも静かに、でも、訴えかけてくる作品群を久しぶりに観られて、

ほんとうにうれしかった。

アートは、とても個人的なもので、エンターテイメントではないけど、

それを観た人それぞれで、いろいろおもいおこす。

写真や様々な表現が氾濫するこんな時代だからこそ、

こう言う展示を企画展示してもらえると嬉しい。

そして、私たちが観に行けることが嬉しい。

blog | 2017.1.31
 
 

kessaku

 時代を超えてもkessakuは傑作です。

 

 

あの時代、聴いたよりも

もっと色々響いて参ります。

チケット取ってから、

ライブまでの数ヶ月の間に

友達と軽く空気悪くなって、

当日ちょっと気まずかった

でも、なかなか大人なライブに

圧倒された十代を思い出します。

今なら、こんなドラムを叩きたい。

そんな格好良いリズム満載。

演奏満載。

歌声、すてき。

blog | 2017.1.31
 
 

トークショー

寒い。

来季の春夏コレクションのこと考えたいのに

寒い。

そして、12月に急遽観に行ったトークショーが

とても有意義でした。

yogee  new waves の Sunset Town e.p.レコード+zine

を製作した

編集者さん・角舘さん・デザイナーさんお二人。

トークショーって意外に散漫になりがちなのに、

ところがどっこい、

とてもまとまっていて、分かりやすく

ちゃんとしたトークショーでした。

編集の方の仕切りが凄かったのかな。

そこで気になっていた、

製作までの流れが、明快に聞けて面白かった。

そして、デザイナーさんお二人の立ち位置も面白かった。

仕事としてのデザインのあり方を

お若いデザイナーさんお二人がしっかり持っていて、

しかも結構ちゃんとお話されていて感心してしまいました。

お互いの趣味が合う、考え方が共有出来るってことは、

デザイナーとクライアントとの関係性で大事なことなのは、

勿論ですが、

冷静にクライアントの目指す方向性を見極めて、

時には導いたり、新しいものを見せたりしていくことも

デザイナーには不可欠なんだなと。

私は、自分ですべてを行っているので、

この感じは少ないけれど、

やはり帽子を製作する時は、被って下さるお客樣方の

被りやすさやどう美しく見えるかを考えています。

そこは、ちょっと似てるなと思って、

大事にしていかなきゃと思いました。

世代の違うクリエイターの考え方を聞くのも面白いものですね。

そして、そのあとの角舘さんの弾き語りも

人柄かな?が出てて、

バンドのライブとは違う意味で親近感のあるものでした。

締めが最高のトークショーです。

聴いていて、以前から声も良いし歌も上手だなーと

思ってましたが、

なんかその日は、昔のオリジナルラブ田島貴男さんを

思い出す歌声で、

大好きだった深夜ドラマ

バナナチップスラブの主題歌

『月の裏で会いましょう』が聴きたくなりました。

くるくるくるくるいろいろがんばりたい。

なんて思いました。

 

 

blog | 2017.1.7
 
 

いろいろいろいろ。

あけましておめでとうございます。

今年も年が明けました。

もう松の内も終わりそうなのに、

未だに年賀状製作と格闘中・・と言う駄目さ加減。

毎年すみません!

でも、出したいと言う、変な紙媒体マニアのおかしさ・・。

そして、今年の抱負?というか昨年の反省・・というか、

” 寛容さとでたらめさ ”、を持っていきたいなーと。

私に足りないものは、いつもこれかも。

残念ながら、色んな意味で、昨年もやり残したことばかりだし、

隣の芝は真っ青に見えちゃうし、

今年、一月から始めたかったことも、交渉不足で実現出来なかったし。

って、年の初めからすみません。ぐちぐち。

で、年末年始、色々考えてたら、私にいつも足りないのは、

これだな、と。

” 寛容さとでたらめさ ”

でたらめって言うのは、いい加減ってこととは違います。

ナンセンスと言うか、でたらめさ。

そう、ひさしぶりにいとうせいこうさんの番組をテレビで観たんです。

昨年秋に行われた、いとうせいこうフェスって言うのの特番。

かなり私自身の文化的側面に影響を与えてきた人々が大挙して出てて、

そこで、細野さんとコントと言うか芝居をしていて、

内容は、かなりブラックなんですが、

それがまさしく懐かしい、”でたらめ”を感じさせるナンセンスコント

あっ、忘れていたこの感覚って思ったのです。

ブラックなのに、ほのぼの、っていうでたらめさ。

今の時代にこう言うナンセンスって感覚が馴染むのかは、

分かりませんが、

私に培われてきた感覚は、この感じ。

ただの皮肉屋ってことではなくて、

どんな人にもある、当たり前のことを当たり前にしてると、

時折起こる可笑しみ。

あまりに感覚的なこと過ぎて、文字にしにくいんですが・・。

うん。

とにかく、毎日ほんとに色々壁にばんばんぶつかるんで、

この気持ちを持って、何とか製作を続けていきたい。

と思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。

意味分かんないですが、今年の年頭のごあいさつ。

失礼致しました。

どうぞ、皆様良い一年を〜。

竹中直人さんのナン男、観たくなったわ。

とっくりブラザース真似て、とっくりセーター着て、

友達とお芝居観に行ったり。

バカなことして楽しかったなー。

哀愁〜。

 

 

 

blog | 2017.1.7
 
 

年末年始は、こんな感じ?

年の瀬、年の初め、

あっという間に過ぎていきました。

どうでもいいけど、何となく感銘を受けたことなど。

conejoと言うブランドで、帽子を製作し始めて、

もう昨年で5年も経っていたんです。

幻の五周年。

いろいろいろいろで、帽子製作が中心の生活ではないとは言え、

帽子ブランドって、イメージで、conejoを始めたけど、

まだまだで、

やはり色々難しい。

でもやっぱり、帽子を作ってる、ミシンを縫っている時が、

心休まる時だったりして、

6年目も何とか続けるぞーって感じなんですが、

そこで昨年12月に観たライブ凄かったので、

継続は力なりを感じたライブのことです。

12月に、もう20年振りくらいにサニーデイのワンマンを観ました。

リキッドで2DAYS。

私は初日に観たんですが、

すご過ぎました。

夏にアルバムが出て、これまた十数年振りに、

なんか聴きたいかもって思って買った『 Dance to you 』

物凄ーく良いアルバムで、知り合いのカフェのママさんとも

これは凄いねと、感心しきりだったんですが、

月9とかの主題歌とか化粧品のCMとかに

なっても良いのにねって、お話して、

で、

絶対ワンマン観なきゃって思って、指折り待ってました。

これが、予想以上にと言うか、

そう言えば昔のバンドってこうだったかも。

って、思い起こしました。

途中解散もしてたし、当日もドラムの方はサポートだったしで、

壁に当たりまくって、40代半ばで、こんなん出ましたけど・・。

って、感じかと思うんですが、

とにかく、音の厚みが物凄い。

編成も5人だし、アンプを沢山積んでる訳でもないのに、

あの音の厚みは何だったんだろう。

アンプに向かって、曽我部さんがギターをウィーンウィーンと、

押当てるの、weezerのリバース以来に観たし、

なつかしい。

コーラスの美しさも、こんなにコーラス凄かったっけって。

三時間弱と言う演奏時間も圧巻。

アンコールがむしろ申し訳ないと言うか、失礼な気さえする

全力の演奏。

ロックだわこれ。

クール過ぎないのが、これまた良いのです。

積み重ねることは大切です。

うすーいパイを重ねたミルフィーユみたいに、

その層が厚ければ、美しさもおいしさも増すのかもしれないと、

ただ、その美しさに到達するまでめげずに続けていけるかは、

自分次第だな、と。

次のシーズンも頑張りまーす。

 

 

blog | 2017.1.7
 

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