トークショー

寒い。

来季の春夏コレクションのこと考えたいのに

寒い。

そして、12月に急遽観に行ったトークショーが

とても有意義でした。

yogee  new waves の Sunset Town e.p.レコード+zine

を製作した

編集者さん・角舘さん・デザイナーさんお二人。

トークショーって意外に散漫になりがちなのに、

ところがどっこい、

とてもまとまっていて、分かりやすく

ちゃんとしたトークショーでした。

編集の方の仕切りが凄かったのかな。

そこで気になっていた、

製作までの流れが、明快に聞けて面白かった。

そして、デザイナーさんお二人の立ち位置も面白かった。

仕事としてのデザインのあり方を

お若いデザイナーさんお二人がしっかり持っていて、

しかも結構ちゃんとお話されていて感心してしまいました。

お互いの趣味が合う、考え方が共有出来るってことは、

デザイナーとクライアントとの関係性で大事なことなのは、

勿論ですが、

冷静にクライアントの目指す方向性を見極めて、

時には導いたり、新しいものを見せたりしていくことも

デザイナーには不可欠なんだなと。

私は、自分ですべてを行っているので、

この感じは少ないけれど、

やはり帽子を製作する時は、被って下さるお客樣方の

被りやすさやどう美しく見えるかを考えています。

そこは、ちょっと似てるなと思って、

大事にしていかなきゃと思いました。

世代の違うクリエイターの考え方を聞くのも面白いものですね。

そして、そのあとの角舘さんの弾き語りも

人柄かな?が出てて、

バンドのライブとは違う意味で親近感のあるものでした。

締めが最高のトークショーです。

聴いていて、以前から声も良いし歌も上手だなーと

思ってましたが、

なんかその日は、昔のオリジナルラブ田島貴男さんを

思い出す歌声で、

大好きだった深夜ドラマ

バナナチップスラブの主題歌

『月の裏で会いましょう』が聴きたくなりました。

くるくるくるくるいろいろがんばりたい。

なんて思いました。