何となく、振り返る、春夏展示会。TROPEさんのこと。

 



ひきつづきの振り返るシリーズです。

今回からは、モデルさんとして、ご協力頂いた方々について。

” おんなの ひ と ”

私が勝手に、生き方や考え方、たたずまいがかっこ良いと

思っている女性にモデルをお願いしたい。

そして何より、ふつうの生活をしている身近な女性達に

お願いしたかった。そんなとき、真っ先に浮かんできたのが

今回ご協力頂いた四人の女性達です。

 

まずは、やっぱりTROPEさんから。

conejoを始めた時から、一番お世話になっていて、

これまた見切り発車な企画にいつも乗って下さる頼もしい方です。

初めてお店にたまたま伺った時から、憧れの場所でした。

 

世の中、大型店舗が乱立する昨今。

TROPEさんは一本筋が通っているというかぶれてない感じが好きです。

そういう個人のお店が、小さい頃は自由が丘とか代官山とか下北沢とか

東京にもぽつぽつあって、おばあちゃまが個人の趣味全開でお洋服

売っていらしたりとか、心意気のある食堂とか。

あの街に行ったら、ここの店に行く。って、楽しみがあったものです。

TROPEさんにはそういう香りがするんです。

海外に行くと、そういうお店けっこうありますが。

そんな感じ。

 

今回、モデルさんたちには、ご自分を表わすものを

ひとつ選んでおいて頂きました。

モデルの方々の今が、どんな風に出来てきたのか、

知れる一片になるかなと。

 

TROPEさんは、愛用のスケートボードです。

撮影しながら、なぜこれなのかお話を聞いていくと

ますます面白いなーって。

初めてスケートボードを手にした時のお話から、

スケボー文化に興味を持っていった事。

それが音楽やアート、ファッションへと繋がり、

今のTROPEさんのお店へと繋がっていった事。

こういう愛情があるから、店内にあるいろんなものが

なんだかみんな愛おしいものに見えるのかなとか

勝手に納得、致しました。

 

思い入れのある物や場所。

そういう物や場所は、やっぱり居心地の良いものです。

人もまたしかり。

TROPEさんのお店や品物、そして人柄の魅力は

こういう事なのかなと、これまた納得した次第です。

 

これからこますます、三軒茶屋で良い空気を出していて頂きたい。

そして、私の見切りすぎる企画にも参加して頂きたい。

いつもありがとうございます。

そして、これからもよろしくお願い致します。

 

三軒茶屋に行く際は、というか、

TROPEさんに行くために三軒茶屋へ行ってください。

この店に行くためにこの街に行く。

きっと楽しめるはずです。

 

TROPE : http://www.trope.jp/

 

photo by ayumi yamamoto