つづき。
そうなんだかんだと、90年代を思い起こさせられる
そんな夏にして、
八月にCD shopに行って買ったCD。
どちらも同じ方がデザインなさったジャケのふたつのバンド。
たまたま、数ヶ月前に対バンを観て、良いライブだったし。
サニーデイ。
もう、90年代でしょ。
渋谷系・・って認識は、私には無くて井の頭線ってイメージ?
このアルバムが、とにかく良かった。
直感的にこれは買わねばって、思って。
久しぶりに、サニーデイだった。私のおもいでにいる。
いや、それを超えてました。
40代になってこういう音楽が作れるのって良いですよね。
20代の子が作るのとは違う、なんかもうちょっと層が厚い感じ。
ミルフィーユみたいに何層にも重なった経験と音楽知識が詰まって
なのに凄くシンプルな言葉が響く歌と。
リズムカルで、踊りたくなる音楽。
この先は、ちょっと力を抜いてみようかなって感じで。
そう、こういうのが今聴きたかったんだって。
だから、もうひとつのシャムキャッツも、40代になったら
どんなふうに変化していくんだろうって思いながら、
聴いてたら楽しくなった。
シンプルなバンドは、やっぱり良いですね。
そんなこんなで、ぼやっとしていたら、
まさしく90年ズな、音楽イベントを観る機会がありました。
こちらも昔かなり聴いてたU.F.OのYabeさん方が中心に行われた
『 FLATTOP 』
新旧織り交ぜた出演陣。その中で、
小林うてなさん。
やっとソロが観られ、とっても格好良かった。
そう、20代の人々。
また、こういう独特の世界観を持ったアーティストが産まれてきてるの、
最高ですね。
音楽もパフォーマンスもファッションも全部ひっくるめて、
トータルに出来上がってる感じ。
もっと大きい会場でも充分存在感を発揮出来そう。
OMSB&Hi’Spec Beat Live
も、まさにBeatの海のなか、リズムを探して
泳いでるみたいで気持ち良かった。
コロンの臭いが、会場にフワフワ匂っていて、HIPHOP感じました。
そうそう、名うてのドラム、Flying Rhythms~、リズムって凄い力が
あるんだなって、足首痛くなりました。
レーザー光線も格好良かった。
そして、RIGHTEOUS。
やー、重ねて来た時間は、嘘をつきませんね。
音楽、ダンサー、映像。
どれもが、独特で格好良かった。
うん、この意味があるかないか他人からは分かりにくいかも、
みたいな感じが私の思う90年代ズなんですが、
この感じが、このイベントには、すべて詰まっていた。
音楽以外にもアーティストによるインスタレーションみたいなのとか
shopとかあって、それがまた独自の世界観満載で。
最後に、うてなさんやOMSBさんが参加してRIGHTEOUSが終演。
これがまた、良いコラボレーションだったなー。
うてなさんのスチールパンが格好良過ぎました。
こういうイベントが、夜な夜な行われてる感じが90年ズのトーキョー。
かなり刺激受けたそんな日々の音楽達です。
つづく。